ピアノのクリーニングはピアノ寿命の鍵!セルフとプロの掃除方法って?

 

「ピアノ=生き物」と呼ばれていることを、読者様はご存知ですか?

 

そう、ピアノだって毎日呼吸をし、気分が良い日もあれば悪い日もあるんです。

 

ピアノは私たち人間と一緒で、クリーニングが日々の調子にすごく影響を与えています。

 

気分がどんよりしている日に、思い切って片付けや掃除をしてみると、スッキリ、晴々することってありますよね?

 

掃除をしないで不衛生でいると、健康上に問題が生じ、大病の元にもなりかねません。

 

ピアノもクリーニングやメンテナンスを怠ると寿命が縮まってしまいます。

 

前回の記事では、アップライトピアノ・電子ピアノのそれぞれ寿命とメンテナンス方法についてお話しました。

 

ピアノの寿命って何年?劣化の原因と対策!【アップライトピアノ編】

 

ピアノの寿命って何年?劣化の原因と対策!【電子ピアノ編】

 

最近ご機嫌斜めかな?と思ったら、ピアノもすっきりキレイになりたくて、お掃除をしたがっているかもしれません。

 

暗ーい湿ったお部屋にこもっていると、窓から新鮮な空気をいっぱい吸いたがっているかもしれません。

 

この記事では、ピアノにいつまでもキレイで元気でいてもらうためのクリーニングについて、以下の事に触れながらお伝えしていきますね♪

 

 

  • 自分でできるセルフクリーニング
  • プロにお任せしたいクリーニング

 

 

【ピアノのクリーニング】日ごろから自分でできる簡単なセルフクリーニング

 

「ピアノのクリーニングって、プロじゃなくても大丈夫なの?」

 

その答えは・・・

もちろん大丈夫です!

 

プロにお任せする場合は、予約が必要だったり、頻度も少なめでいつでもやってくれる訳ではないですよね?

 

そして、日ごろからするセルフクリーニングは、お手軽でもすごく大切です。

 

セルフクリーニングをしないでほおっておくと、ピアノの故障につながったり、汚れがたまりにたまって思わぬ大がかりな掃除が必要になるなんてことも。

 

こまめにピアノをキレイにしておくことで、ピアノ寿命もグーンと長くなります!

 

さっそくやり方を確認していきましょう。

 

用意するもの

 

ピアノのセルフクリーンに挑戦する前に、まずは必要なものを揃えます。

 

セルフクリーニングにいるもの
  • ネル生地の布
  • タオル
  • ピアノ専用毛ばたき
  • 鍵盤クリーナー

 

ネル生地の布

 

ネル生地とは、毛羽加工をしてある綿素材の事で、私たちも馴染みのあるネルシャツに使用されています。

 

ピアノクロスと呼ばれることもあり、とにかく細かい埃を取り払ってくれるので最適です。

 

タオル

 

水拭き用に、ネル生地でなくてもタオルでも代用可能です。

 

ごわごわな素材は、ピアノを傷つけてしまう事があるので、なるべく柔らかい素材を選びましょう。

 

ピアノ専用毛ばたき

 

中でも羊毛の毛ばたきは、ピアノクリーンにおすすめです。

 

市販の毛ばたきの中には、ピアノに触れると良くない物質が含まれていたり、静電気を発生させたりする物も。

 

特にサイレント機能の付いたピアノは、静電気でショートする危険もあったりするんです!

 

鍵盤クリーナー

 

鍵盤に付いた汚れを取るには、鍵盤クリーナーが必要です。

 

ピアノ専用のクリーナーでなく、洗剤などを使うと、鍵盤を痛めてしまう可能性があります。

 

 

※適した掃除用品については、念の為ピアノ購入時に販売店にて確認しておくと安心です。

 

セルフクリーニング方法

 

必要な物が準備できたら、さっそく自分でピアノのお掃除をしてみましょう!

 

順を追いながら参考にしてみてくださいね。

 

ピアノの外面

 

  1. 毛ばたきで埃を払う
  2. タオルかネル生地を水に濡らし、固く絞った後にピアノの外面を拭く(ピアノの種類によっては水拭きを避ける)
  3. ネル生地の布で乾拭き

 

ピアノのお掃除をする時だけでなく、できれば日ごろからこまめに毛ばたきを使って埃をためないようにしましょう。

 

そして、ピアノの上に物をのせたりしてしまうと、埃も立ちやすくなってしまいます。

 

また、ピアノの音の響きに影響するため、ピアノの上には何ものせないのが理想です。

 

鍵盤

 

  1. 毛ばたきで埃を払う
  2. タオルかネル生地を水に濡らし、固く絞った後に鍵盤を拭く(ピアノの種類によっては水拭きを避ける)
  3. ネル生地の布で乾拭き

 

ここまでで汚れがまだ気になる場合は、鍵盤クリーナーを使用します。

 

象牙やニューアイボリーと言われる人口象牙を使った鍵盤の場合は、鍵盤クリーナーが使用できず乾拭きのみ

 

鍵盤は、人の指が触れるたびに汚れがたまってしまう場所です。

 

鍵盤をいつもキレイな状態に保つには・・・
  • ピアノを弾く前には必ず手を洗う事を心がけましょう!
  • 鍵盤を傷付けないためにも、爪は短く切りそろえておきましょう!

 

他にも爪が及ぼす影響について、こちらの記事で詳しく説明させていただいていますので、ご覧くださいね。

ピアノを弾くなら爪は短く!意外と知らない正しい爪の処理の仕方

 

ペダルや外装磨きも必要なら・・・

 

ピアノのペダルや外装までピカピカにしたいな!という方には、専用のワックスやクリーナーを使用して、自分で磨き上げる事もできちゃいます。

 

しかし、クリーナーにも種類があります。

 

むやみにピアノの素材に合っていない成分が入ったもので磨こうとすると、逆に傷を付けてしまう事があります。

 

素材はピアノ購入時に確認し、適したクリーナーと磨き方をアドバイスしてもらえば安心ですね。

 

ピアノに水は天敵?

 

セルフクリーニング中、水を使ってもいいのかな?と不安になったりしませんか?

 

なぜならピアノは、水に弱いデリケートな楽器と認識されていますよね。

 

しかし、ピアノに使用している塗料の種類を知っておけば、正しい判断ができるんです!

 

水に強い 水に弱い
ポリエステル カシュー(西洋うるし)
ラッカー
ウレタン
※水に濡らした布は固く絞って使用 ※極力水は使わず、基本的に乾拭き

 

ピアノクリーンに適した日って?

 

繰り返しますが、ピアノはとってもデリケート。

 

お天気の良い日に窓を開け、換気をしながら行いましょう。

 

雨の日が続いて湿気がたまってしまうと、ピアノを痛める原因にもなってしまいます。

 

晴れた日は、お日様をピアノに浴びさせてあげたくなってしまいますが、直射日光は厳禁

 

カーテンで直射日光をさえぎるなど工夫したり、日の当たる窓際にはピアノを置かないようにしましょう。

 

セルフクリーンのポイント

 

必要な物をそろえ、手順に沿ってやってみれば簡単に自分でお掃除できてしまいますよね?

 

そしてセルフクリーンのいいところは、本格的にやらなくてもこまめに手軽にできることで、いつでもピカピカな状態に保つことができます。

 

ピアノがいつでも美しく健康でいてくれるよう、日ごろのお掃除を欠かさないようにしましょうね!

 

    • 素材に注意しながら必要な物をそろえる
    • 日ごろから毛ばたきで埃をはらう
    • 水拭きをする際にはピアノ素材に注意
    • 鍵盤クリーナー使用時は対応鍵盤素材か確認する
    • ピアノを弾く前は必ず手を洗う
    • 爪は短く切りそろえる
    • 天気のいい日に換気も兼ねてクリーニングを行う

       

       

      セルフでできないクリーニングはプロにお任せ!

       

      プロが行うピアノのクリーニングでは、セルフクリーニングで掃除しきれない部分を集中的にキレイにしてくれます。

       

      この後紹介させていただくクリーニング内容をご覧いただくと、とてもセルフクリーニングでは無理!と思っていただけるはずです。

       

      ではプロにお願いする場合、どのようなクリーニングになるか説明していきますね。

       

      プロにクリーニングしてもらうには?

       

      ピアノのクリーニングは、調律サービスのある業者なら、調律とセット、もしくはオプションとしてクリーニングサービスを行っているところが多いです。

       

      またはピアノメーカー、ピアノ運送会社、楽器屋でもクリーニングサービスがありますので、まずはお住まい近くのサービス業者を探して問い合わせてみましょう。

       

      主なクリーニング手配の流れ
      1. インターネットなどでクリーニングサービスをしている会社をピックアップ
      2. 問い合わせて見積もり相談
      3. 担当者が訪問し、ピアノの状態から料金を決定
      4. ピアノ引き取りのスケジュールを相談
      5. ピアノ引き取り
      6. クリーニング
      7. ピアノ返却

       

      クリーニング期間は、ピアノの種類や状態によって左右されますが、2週間前後~が一般的です。

       

      汚れがひどいと1カ月以上かかる場合もあります。

       

      プロがする主なピアノクリーニング内容

       

      さすがはプロ!しっかりすみずみまでクリーニングをしてもらえます。

       

      どんなクリーニングをしてもらえるかというと・・・

      • ピアノ外部の傷直し・磨き
      • ピアノ内部クリーニング
      • 金属部分の磨き
      • 鍵盤クリーニング
      • 弦・ピンのクリーニング

      など。

       

      その他にも、ピアノの状態によってもっと集中的にクリーニングをした方が良い場合は、クリーニング項目が増えます。

       

      ここまで本格的なクリーニングをセルフでやろうとすると、一歩間違えば傷を付けたり壊れてしまったりします。

       

      危険なので、やはりプロにしかできないクリーニングはプロにお願いするべきですね!

       

      料金

       

      クリーニング料金は業者によりけりで、実際これくらいという金額を提示することが難しいと言えます。

       

      高額な料金を提示するところもあれば、クリーニングのみで1万円台というところもありました。

       

      しかし、格安だ!と思って飛びついてしまい、実際見積もりをしてもらうと色々な追加料金が加わって、結構な額になってしまうことも。

       

      料金を確認する際の注意点を以下にまとめました。

       

      • 運送料の有無
      • 調律をする際にクリーニングのサービスも付いているか
      • クリーニング項目を足す場合のオプション料金の確認
      • 修理後のピアノ納品時は調律も含まれているかどうか

       

      調律に比べてクリーニングは、実際見積もりを取ってみると、料金の高さにびっくりされる事があるかもしれません。

       

      調律は最低1年に1回と言われているのに、それにピアノのクリーニングまで加わったら、ピアノの維持費がどんどん増えてしまいますよね。

       

      クリーニングをプロにお願いするなら、3通りが一般的です。

      • クリーニングのみ
      • 調律とクリーニングをセットで
      • ピアノ引越しのついでにクリーニングを頼む

       

      調律や引っ越しの予定がある場合は、クリーニングもお願いするとセット料金でお得になっちゃうこともあります。

       

      計画的に予算に合わせて、プロにお願いするクリーニングのプランを考えてみましょう

       

      そして、普段のセルフクリーニングやピアノのケアを怠ると、思わぬ問題が発生してしまうかもしれません。

       

      そうなると、払わなくてもいいところに余分に料金を支払う羽目になってしまいます。

       

      できるだけ日ごろからピアノの状態を維持し、余計な出費を発生させないよう心がけましょう。

       

       

      ピアノのクリーニングは自分でやりながらプロにお任せ!

       

      ピアノのクリーニングには、セルフクリーニングとプロにお願いする方法があり、掃除内容も違うことがお分かりいただけましたね。

       

      両方の利点を要約すると・・・

      • セルフクリーニング

      日ごろから簡単な掃除をすることで、いつもピカピカでキレイな状態をキープ

      • プロにお願いするクリーニング

      料金を支払う分ピアノの内部、細部までしっかりクリーニングをしてもらえて安心

       

      気を付けたい事は、無理して難しいところまでセルフで挑戦したり、間違った掃除用品を使って逆効果になってしまわないように。

       

      ベストな方法は、日頃からセルフクリーニングを心がけ、定期的に本格クリーニングをプロにお任せすることです。

       

      そうすることで、ピアノの寿命は全然違ってくるんです。

       

      是非、ピアノに長生きしてもらうためにも、クリーニングはしっかりと行いましょうね!

       

      最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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