ピアノから見たQUEENとは?!フレディはピアノが苦手だった!!

読者様は2018年に大流行した映画といえば何を思い出しますか?

 

色々な映画があったと思うのですが、全世界で流行した映画といえば「ボヘンミアンラプソディ」ですよね!!

 

フレディ・マーキュリーが亡くなってからも人気は衰える事のないバンドで、読者様の中にもQUEENが好きな方が、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

そんなQUEENの曲の中にはピアノを使用している楽曲が多くあります。

 

フレディは歌やパフォーマンスはもちろんですが、実はピアノの演奏方法が独特であることをご存知でしょうか?

 

パフォーマンスや曲に合わせて演奏方法をアレンジしていて、観ている人を魅了していました。

 

もちろん、しっかりとした演奏方法の基礎を学んだ上でのアレンジです。

 

そのアレンジのため、ピアニストとは少し異なった音の出し方になっていて、それがよりQUEENらしさを表現していると私は感じています。

 

 

今回はQUEENの曲とフレディ・マーキュリーのピアノの演奏についてご紹介しますね。

 

  • フレディ・マーキュリーのピアノ演奏について
  • ピアノが使用されているQUEENの曲6選
  • 初心者向けにアレンジされたQUEENの曲の楽譜

 

ピアノ演奏されている曲は数多くあるのですが、初心者が演奏するには難しい曲が多いので、今回はそれぞれ紹介しますね♪

 

 

初心者だけど、いろんな曲にチャレンジしてみたいと思っていらっしゃる方はこちらの記事をどうぞ!
→「ピアノ初心者だけどアニソンが弾きたい!楽譜の選び方とおすすめ7曲

 

 

QUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーとピアノ

 

まずはQUEENについてあまり知らない方もいらっしゃると思うので、簡単にQUEENについて紹介します。

 

QUEENの紹介

フレディ・マーキュリー(Vo.)、ブライアン・メイ(Gt.)、ジョン・ディーコン(Ba.)、ロジャー・テイラー(Dr.)の4人から構成されるイギリスを代表する世界的なバンド。1971年に結成され、「輝ける7つの海」のヒットをきっかけとしてイギリス国内で人気を徐々に高め、1975年に発表した「ボヘンミアン・ラプソディ」の世界的大ヒットをきっかけに、一躍世界的なバンドになる。1991年にフレディ・マーキュリーが病死するまで、音楽性を変化させながら、第一線を駆け抜ける。フレディ・マーキュリーの死後もブライアン・メイとロジャー・テイラーにより、QUEENのライブ活動は継続されており、現在はアダム・ランバードを迎え「QUEEN+アダム・ランバード」という名義で、2022年にもツアーが予定されている。

 

現在も活動を続けているなんて驚きですよね!

 

そんな未だ人気の衰えないQUEENですが、メンバー全員がギター、キーボードに類似した楽器は演奏することができることで、有名です。

 

またフレディは音楽の才能においては、都市伝説だと思えるような逸話が多く残っています。

 

 

フレディは楽譜が読めなくても、一度耳で聞いて覚えたメロディはすぐに演奏することができたり、クリック音なしでも正確にリズムを刻むことができたりした、と言われています。

 

クリック音とは、コンサートの最中にミュージシャンたちが聞いているメトロノームの代わりの音です。

 

ミュージシャンたちはこの音を頼りに、曲の演奏を行っています。

 

そんなフレディですが、彼がピアノを始めたのは7歳の頃で、この時基本的なピアノの演奏方法を学んでいます。

 

 

しかし、彼はピアノの演奏をするのはあまり好きではなかったそうです。

 

実際、彼は自分のことを二流のピアニストだと考えていて、後に弾くのを止めてしまうんだ

引用:BARKS−ブライアン・メイ、「ボヘミアン・ラプソディ」を語る

 

今となっては彼の真意を知る事はできませんが、もしかしたら、パフォーマーとして完璧なコンサートを行うことが当たり前のフレディからすると、プロのピアニストのように演奏できないことが苦痛だったのかもしれません。

 

しかし、彼は自分自身が追い求める音を演奏するために、オリジナルで演奏方法を作り出しています。

 

 

一部ではありますが、フレディのピアノ演奏をしている映像を集めた動画になります。

 

 

引用:YouTube

 

「輝ける7つの海」の出だしは本当にお見事!と言いたくなるほどの美しくて、楽しくなるような演奏ですよね。

 

プロのピアニストとは違い、ロッカーらしい、力強くピアノの鍵盤を叩くように演奏していて、フレディの歌声同様、とても力強いエネルギッシュな音が表現されています。

 

 

右手でそのまま演奏できるけれど、腕を交差させ、あえて左手で演奏していた曲もあるそうです。

 

理由はそのほうがパフォーマンスとして派手で、かっこいいからではないかと推測されています。

 

本人に聞いたら、もっと違う理由があるかもしれません。

 

 

そんな世界最高峰のパフォーマー、フレディ・マーキュリーがピアノ演奏をしているQUEENの曲を、厳選してご紹介したいと思います。

 

 

QUEENの曲の中でピアノ演奏が入っている曲

 

フレディのピアノの演奏方法や彼の考え方について紹介したところで、QUEENの曲の中でピアノ演奏が入っている曲を6曲紹介いたします!

 

 

引用:YouTube

 

まずは映画「ボヘンミアン・ラプソディ」のエンディングソングとしても使用され、QUEENの曲の中でも人気が高い「Don’t Stop Me Now」です。

 

この曲は嵐の前の静けさと言わんばかりの、出だしの静かならスタートからパーティが始まり、盛り上がっていく、疾走感がなんともたまりません。

 

QUEENを知らなくても、曲だけなら聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

もちろん!私カナも大好きな1曲です!

 

 

引用:YouTube

 

続いては「Somebody To Love」です。

 

ロジャーの高音が耳に残る1曲で、発売当初は「ボヘミアン・ラプソディ」に似たような曲としてあまり人気に火がつきませんでした。

 

しかし、聞けば聞くほどこの曲の良さがわかるので、長く多くの人に愛されている曲です。

 

PVの中にフレディの演奏している様子が少しだけ映っていますが、やはり、手首の様子や、手の動きなどから独特の演奏方法がかいま見え、本当にかっこいいですよね!

 

演奏中のフレディの手首が、通常では考えられない角度まで曲がっていると思いませんか?

 

こういったパフォーマンスもフレディが人を惹きつける魅力のひとつですよね♪

 

 

引用:YouTube

 

こちらはフレディが恋人メアリー・オースティンのために作ったとされる「Love of My Life」です。

 

実際にはフレディがメアリーと別れた後に付き合っていたボーイフレンドを歌った曲、という噂もあり、ブライアンが「フレディに聞いておけばよかった」と後に語った曲でもあります。

 

 

先ほど紹介した「Don’t stop me now」や「Somebody To Love」と少し違い、別れのバラード曲を演出する悲しげで、切ない音色がなんともいえませんね。

 

現在のライブでも定番曲で、みんなで大合唱される曲です。

 

 

引用:YouTube

 

こちらの曲は、大の親日家であったQUEENが日本のファンへ向けて作った曲で、来日公演では必ず披露され、大合唱する曲として有名な「Teo Torriatte」です。

 

この曲は、日本人のスタッフが歌詞を通訳して作られた曲ですが、後にフレディは日本語を独学で学び、コンサートのMCの半分ぐらいは日本語で話せるようになっていたと言われています。

 

その当時にコンサートに行っておきたかった〜!と思ったのは私だけではないはず!

 

 

引用:YouTube

 

「NEVER MORE」はQUEEN初期の頃に作られた曲で、ピアノ以外の楽器はほぼ使用していない曲です。

 

力強いイメージのあるフレディですが、この曲ではまるで森の中で川のせせらぎを聞いているような、流れていく曲の流れの中に、失恋の悲しみをそっと歌っていて、一部のファンに根強い人気がある曲です。

 

「Teo Torriatte」や「Love of My Life」とも違った、悲しくて切ないだけではないバラード曲で、フレディのピアノを堪能することができる1曲。

 

 

引用:YouTube

 

最後は「Save Me」をご紹介いたします。

 

こちらは、冒頭の静かな部分でピアノが使用されていますが、後半の力強さをより強調させる出だしで、とても素敵なメロディですよね。

 

フレディの心の叫びのようにも感じられる力強さは、私たちの心に訴えかけるものがあると私は思っています。

 

 

本当に素敵な曲ばかりで、どの曲を選曲するかとても迷いましたし、実は、予定よりも増えてしまいました。

 

名曲しかないのでは?と思ってしまうQUEENですが、せっかくならピアノ初心者でもQUEENの曲を弾いてみたい!!とうずうずされている読者様もいらっしゃるはず!

 

 

ということで、次は初心者向けにアレンジされたQUEENの曲をご紹介いたします。

 

 

初心者向けにアレンジされたQUEENの曲

 

ピアノ初心者の読者様もQUEENの名曲を演奏してみたいですよね!

 

そこで初心者向けにアレンジされた動画と楽譜をご紹介させていただきます。

 

QUEENといえば外せないこちらの曲から♪

 

 

引用:YouTube

 

彼らをスター街道への道へ押し上げた1曲、「ボヘミアン・ラプソディ」です。

 

やっぱりこの曲が弾けたら、最高ですよね!!

 

そんな「ボヘミアン・ラプソディ」を初心者向けに解説した動画が、こちらになります。

 

引用:YouTube

 

複数の動画にわけて、しっかりと解説しているので、1本目の動画で冒頭部分が演奏できるようになったら、次の2本目の動画で続きを練習、という形をとってくださいね。

 

そうすると自然と「ボヘミアン・ラプソディ」が演奏できるようになります。

 

 

引用:YouTube

 

そしてこちらは、先ほども紹介しました「Don’t Stop Me Now」を、通常よりもかなりゆっくりアレンジした動画になります。

 

鍵盤の色を見ながら、じっくり練習してみてくださいね♪

 

続いて、もっとたくさんの曲を練習したいという方向けに、楽譜をいくつかご紹介いたします。

 

引用:amazon

 

まずは「ボヘミアン・ラプソディ」の1曲だけで、たくさんのアレンジがされた楽譜が集まった1冊です。

 

難易度ごとに分けられているので、「ボヘミアン・ラプソディ」だけに挑戦してみたい方にはオススメの1冊になっています!

 

引用:amazon

 

次の楽譜は初心者向けに音符にカナがふられている楽譜です。

 

こちらは複数の曲が掲載されているので、QUEENのいろんな曲にチャレンジしてみたい初心者の方にお勧めしたい1冊になっています。

 

動画でうまく演奏できるようになったら、ぜひこちらの1冊にもチャレンジしてみてくださいね。

 

引用:amazon

 

最後は初心者の方には少し難易度が高めの楽譜ですが、初心者向けのアレンジが演奏できるようになったら、ぜひ、こちらの1冊にもチャレンジしてみてはどうでしょうか?

 

弾き語り用、ソロ用と分けられて掲載されているので、弾き語りにチャレンジしてみたい方はぜひこの1冊から始めてみませんか?

 

 

ピアノから見たQUEENとは?!まとめ

QUEENの曲はどの曲もすばらしく、もちろん、ピアノを使用していない曲を含めたら、もっともっと紹介したい曲がたっくさんありました!

 

どの曲もいつ聞いても「新しい時代の曲」のように感じられる、本当に素敵なバンドです。

 

今回はそんなQUEENとピアノについてご紹介いたしました。

 

この記事で紹介したこと
  • フレディは実はあまりピアノ演奏に自信がなかった
  • QUEENの曲にはたくさんのピアノを使用した曲がある
  • 初心者向けにアレンジされた楽譜やソロ用、弾き語り用などさまざまなタイプの楽譜

 

読者様はどの曲が気になりましたか?

 

「ボヘミアン・ラプソディ」という映画をきっかけに改めてQUEENの曲を聴いた方も多いのではないでしょうか?

 

私もその一人で、映画館で号泣した後DVDを購入し、また泣き、曲を聞いては泣き、とQUEENばかり聞き続けて、弾き語りも練習していました。

 

 

スタジオに早く着いた時に、誰もいないことをいいことに、フレディになった気分で弾き語りをしていたら、後からきたメンバーに動画で撮影されてしまったことは今ではいい思い出です。

 

 

読者様も練習をして、ぜひ、フレディになった気持ちで弾き語りをしてみてください。

 

とても楽しい時間になりますし、友達や仲間と一緒に歌うのもいいかもしれません。

 

 

QUEEN以外の曲でも弾き語りにチャレンジしてみたい方はぜひこちらの記事をご覧ください。

 

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。