ピアノ教室は月謝が高い!?始める前に知っておきたいお金事情

セカンドライフの新たな趣味として、あるいは「あの曲を弾きたい!」という確かな目標から、ピアノを始めてみたいと思う方は最近ますます増えてきています。

 

趣味があるということは自分の人生を華やかにしてくれるものです。

 

なので、何かにチャレンジしようというお気持ちは本当に素晴らしいことだと思います♪

 

私もまだまだ実力不足なので現在進行形でピアノに挑戦中ですが、少しずつ自分の成長を実感しながら楽しく弾いています!

 

仮に、音楽に全く興味がなくとも、誰でもピアノという言葉は知っていますよね。

 

それくらいとてもメジャーな楽器です。

 

老若男女問わずピアノ人口が多いからこそ、すでにピアノについての情報や楽譜、学ぶための環境が選べるほど整っているんです。

 

ところで、読者様がピアノを始めたい時にまず思い浮かぶのは何でしょうか?

 

色々考えられますが、その一つが、教室に通った方が良いのかどうかということではないでしょうか。

 

そして真っ先に感じる疑問、そう「果たして月謝はいくらなのかしら?」です。

 

新しいことをする際に費用が気になるのは自然なことだと思います。

 

そこで、今回は以下のことをお伝えしますね!

  • 気になる月謝相場とその他に必要となる費用について
  • ピアノ教室に通うメリット・デメリットについて

 

ピアノライフをスタートさせる前にぜひ参考にしてみてください。

 

「ピアノ教室は月謝が高い」は本当?

 

私は小学生時代にピアノ教室に通っていて、ブランクを経て大人になってから再開しました。

 

そんな私が幼少期から漠然と感じていたことがあります。

 

「ピアノ教室の月謝って高そう」

 

ほら、思ったことありますよね?(笑)

 

まずはその真偽を確かめていきましょう。

 

ピアノ教室の一般的な月謝相場

実は、ピアノ教室の月謝の一般的な相場は、5,000〜7,000円台です。

 

もちろん教室によってピンキリだと思います。

 

でも、この金額だけ聞いてみると、意外と他の習い事と変わらないって感じませんか?

 

少し詳しくみてみましょう。

大手音楽教室:グループレッスン(月3〜4回) 7,000〜10,000円 程度
大手音楽教室:個人レッスン(月3〜4回) 9,000〜12,000円 程度
個人教室:個人レッスン(月3〜4回) 4,000〜6,000円 程度

 

「う・・・大手の個人レッスン高いっ!」と思いましたか?(やっぱり思いますよねぇ・・)

 

一般的には先生が自宅等で行なっている個人教室の方が、価格設定が低めです。

 

大手の音楽教室でも、グループレッスンか個人レッスンかで月謝の相場が異なってきます。

 

個人レッスンはマンツーマン指導となるため、数人で行うグループレッスンよりも割高であると想像がつきますよね。

 

どの場合も、初心者よりも中級・上級者の方が月謝が高く設定されていることが多いです。

 

月謝が高いというイメージを持ってしまう原因

では、なぜ「ピアノ = 月謝が高い」と連想してしまうのでしょうか。

 

これには次のような理由が考えられます。

 

    原因1:入会金や教材費(楽譜やテキスト代)が別途かかる

    ピアノを弾く時には、どんなレベルでも楽譜が必要となりますよね。

     

    でも、レッスンで使用する楽譜やテキスト費用は月謝に含まれていないことが多いんです。

     

    一冊だいたい1,000円前後のテキストを、レッスンが進むごとに随時購入ということになります。

     

    入会金がかからない教室もありますが、その代わり毎年年会費を徴収するという形をとる場合もあります。

     

    事前に確認しておきましょう。

     

    教材費(年間):2.000円〜5,000円程度

    入会金:無料〜10,000円程度

     

    原因2:発表会のための費用が別途かかる

    ピアノ教室に通うことの魅力の一つに、発表会の存在があります。

     

    日々の練習の成果を人前で発表できる場所があるというのは自信にもつながるものです。

     

    ただ、年に1回(もしくは2年に1回というところもあるかもしれません)の発表会にかかる費用は月謝とは別に必要となることが多いです。

     

    発表会の規模の大きさにもよりますが、運営には会場代やお花代などがどうしてもかかってくるので、生徒さんが負担する分もある程度出てくることでしょう。

     

    さらに発表会で着るドレスを毎年買ったりレンタルしたりしている、という話も耳にしたことがあります。

     

    大人の女性であれば、前回と同じものは着たくなかったり、自分のこだわりの一着を身につけたかったりと衣装に力が入ってもおかしくありませんよね。

     

    これを負担と思うかどうかは人それぞれですが、見えない金額として「衣装代」というものも発生します。

     

    発表会費(年間):5,000円〜15,000円程度(+衣装代)

     

    原因3:ピアノ本体が高額だということ

    「ピアノと言ったら、やっぱりグランドピアノやアップライトピアノに憧れるわ♪」

     

    「ちゃんと習うならもちろん自宅にもピアノを買い揃えなきゃいけないんでしょ?」

     

    そう考えると、ピアノを習う=準備だけで100万円かかる!?というようなイメージになってしまいます。

     

    でも、ちょっと待ってください!

     

    確かに新しいピアノを使って毎日練習できるのは理想的ですが、形から入らなくても大丈夫です!

     

    最近では中古でも質の良いものが多いですし、電子ピアノで練習をする方も多いです。

     

    なので、決して新品のピアノを用意しなくてはいけない・・・と構える必要はありません♪

     

    自宅で練習するときにオススメできる環境については、また別の機会で詳しくお話ししますね。

     

    このように、ピアノに高額なイメージを植え付けているのは月謝ではない「+α」の費用たちなのです。(ホントこれがもっと安いと良いんだけどなぁ。。)

     

    先に説明したように、ピアノ教室は他の習い事から飛び抜けた価格ではありません。

     

    プラスでかかる費用項目を事前に把握しておくことで月謝に惑わされず、教室選びの際に比較しやすくなります。

     

    ピアノ教室って、月謝に見合った効果が得られるの?

     

    例えば、受験を控えた子供の学習塾費用が万単位でも、志望校に確実に入れる保証があるならば迷わず払う、という方は多いと思います。

     

    ピアノで言うと、上達・目標達成が約束されているなら月謝が高くても納得できる、という話ですね。

     

    後から「やっぱり向いていなかった・・・」とならないためにも、ピアノ教室でレッスンを受けることのメリットとデメリットを知っておきましょう!

     

    大人がピアノ教室に通うメリット

    まずは、教室に通って習うことのメリットをみていきます。

     

    メリット
    • 自分に合ったマンツーマンレッスンが受けられる
    • 先生や同じ趣味を持つ生徒さんとのコミュニケーションを楽しめる
    • 正しい基礎を身に付けることができる
    • 定期的なレッスンに通うことで、効率的な練習サイクルができる

     

    自分に合ったマンツーマンレッスンが受けられる

    ピアノ教室の魅力は、個人レッスンの場合、自分のレベルに合った適切な指導をしてもらえるということです。

     

    自分が尊敬できる先生、もしくは自分のことをよくわかってくれる先生に出会えたとしたら、ピアノに対する高いモチベーションを維持しながら、練習にも意欲的に取り組むことができるはずです。

     

    先生や同じ趣味を持つ生徒さんとのコミュニケーションを楽しめる

    音楽教室のグループレッスンなら、自分と同じ音楽ジャンルに興味がある、もしくは同じ習熟度の他の生徒さんと出会うことができます。

     

    共に成長を感じたり、コミュニケーションを図る楽しみが生まれますね。

     

    次のレッスンのためにちゃんと練習しておかなくては、と自分を奮起させるきっかけにもなります。

     

    正しい基礎を身に付けることができる

    初心者、もしくはブランクのある方がピアノを弾くために覚えることは正直たくさんあります。

     

    楽譜を読むこと、指の使い方、音階、和音、リズム、両手で弾くことなど。

     

    大人は理解するのが早いですが、独学では間違った癖のある弾き方になってしまう可能性があるんです。

     

    ピアノ教室なら、先生に小さな間違いをその都度訂正してもらうことで、正しい基礎を学べます。

     

    定期的なレッスンに通うことで、効率的な練習サイクルができる

    毎週決まった曜日・決まった時間にレッスンに行くということで、「それまでに〇〇を仕上げなくてはいけない」という小さな目標が設定できます。

     

    そこに向けて、自宅での練習に取り組み、レッスン時に間違いを訂正してもらう。

     

    その積み重ねが自分のサイクルとなり、徐々に上達が感じられるようになります。

     

    大人がピアノ教室に通うデメリット

    一方で、デメリットとして考えられるのはどんなことでしょうか。

     

    デメリット
    • ランニングコストがかかる
    • 移動時間がかかる
    • 人見知りだとグループレッスンは難しいかも
    • 曜日と時間が決まっているため、振替がきかない教室だと月謝が無駄になる
    • 自主練を怠ると月謝が無駄になる

    ランニングコストがかかる

    まさにこの記事で説明している「毎月の月謝と+αの費用」のことです。

     

    先生に教えてもらう以上、これは避けて通れませんね。

     

    月謝と諸経費の年間トータルでの額を考えると最低の場合でも5万円以上、教室によっては10〜15万円という場合も考えられます。

     

    さらに、ピアノ教室と自宅を行き来するための交通費も必要となります。

     

    移動時間がかかる

    ピアノ教室に通うには、その遠さによって徒歩・車・交通機関の必要性が出てきます。

     

    自宅から片道30分だとすると、往復で1時間。

     

    お仕事をされている方が通勤の途中に通えるなら別ですが、移動時間が少ない範囲で自分に合う先生を見つけられるかがポイントになりそうです。

     

    人見知りだとグループレッスンは難しいかも

    子供の頃の私のように、「人に聞かれていると練習に集中できない」「ミスするところを聞かれたくない」というタイプの方は、グループレッスンだと息の詰まる思いをすることになるかもしれません。

     

    ピアノは楽しんでやることが一番の大前提。

     

    人目を気にしたり、過度に他人と比較したりして集中力が削がれる可能性があるので、もし習うなら個人でのレッスンがオススメです。

     

    振替がきかない教室だと月謝が無駄になる

    週に1回程度のレッスンでも、なんらかの理由で行けなくなる日というのが出てくるもの。

     

    予定のある日に限って、急用が何かと入ったりするんですよね。

     

    振替レッスンが可能であれば月謝が無駄になることはありませんが、できない場合は1回分が高くつくことになってしまいます。

     

    振替が可能だとしてもそれが頻繁に起こると、練習する期間も乱れてきて焦ったり、モチベーション低下に繋がってしまう可能性があります。

     

    家族や自分の用事で決まったスケジュールが乱れがちという人には、教室で習うのは苦になるかもしれません。

     

    自主練を怠ると月謝が無駄になる

    ピアノはレッスン日以外の自主練習こそが上達につながる鍵。

     

    1日にまとめて長時間弾くよりも、毎日少しずつ練習した方が指は動くようになります。

     

    レッスンは前回よりも一歩ステップアップした姿を見せ、次の課題を見つける場所です。

     

    先生がどんなに良くても、本人が練習を怠ればいつまでも足踏みとなり、時間と月謝を無駄にすることとなりかねません。

     

    月謝をかけずにピアノを習う選択肢とは

     

    ここまで、ピアノ教室に通うメリット・デメリットとかかる費用についてお話ししてきました。

     

    「やっぱりピアノ教室に通って教えてもらう方が自分に向いていそう!」

    「教室は向いていないかも…。時間と月謝をもっとうまく使って、自分のペースでやる方法はないかな?」

     

    どちらの声も聞こえてきそうです。

     

    ピアノをやってみたいと思い立ったら、ピアノ教室に通うしかないのでしょうか?

     

    そんなことはありません!

     

    ピアノの学び方
    • 教室に通う
    • 独学
    • ピアノ教本

       

      ピアノの始め方・学び方として主に考えられるのは、大きく分けてこの3つではないでしょうか。

       

      ピアノ教室に通う以外でも学べる手段はあります!

       

      読者様が自分にとって最も相応しい学び方を選ぶことができれば幸いです。

       

      そこで、最後に教室以外でもピアノが上達できる方法をお伝えしますね!

       

      自宅で学べるピアノ上達法がある!

      ピアノをやってきて、挫折も難しさも楽しさも知った私のオススメ上達法は、ズバリ「ピアノ教本」です。

       

      独学とは何が違うの?って思いますよね。

       

      モチベーションが全然違うんです!

       

      ピアノが全くの初心者、もしくはかなりのブランクを経て再開という状態で、独学で学ぶというのは膨大な時間と労力を要するものです。

       

      疑問が出ても解決できない。

      なぜこうなっているかもわからない。

       

      きっと誰しもこうなる場面が必ず出てきます。

       

      そこから前に進むのはとても大変です。

       

      その点、初心者でも理解できるようにとことん考えられているピアノ教本なら、教室へ通わなくてもちゃんと先生がいて、自宅で目標の曲をマスターすることができます。(私に連絡を頂ければアドバイスもさせて頂きます!)

       

      映像を見ながらポイントが何度でも確認できるなんて、今の時代に合った練習方法と言えますよね♪

       

      練習をやらされていると感じ、苦痛としていた過去の私にも教えてあげたいです!

       

      ピアノ教本のオススメPOINT

      1. ピアノ初心者向けなので難しい説明がなく、楽しい表現でわかりやすい。
      2. メジャーな曲を練習することで、楽しみながら自ら進んで練習に取り組める。
      3. 「先生の言っていたことが思い出せない!」という心配なし。
      4. 教本ならいつでも見返せたり、DVDで映像確認ができる。
      5. 先生がすぐ横にいるような臨場感が得られる。
      6. 初期費用だけでランニングコストがかからない。
      7. 他人に影響されずに自分のペースで取り組むことができる。

         

        以上の点がピアノ教室に通うより自宅でマスターしたいと思う方には特にオススメです!

         

        初心者にもブランクのある方にも始めやすいピアノ教本については、いずれ詳しくご紹介させてもらいますね♪

         

        自分にとっての選択肢を増やして、充実したピアノライフを!

         

        「ピアノを始めたい!」

         

        読者様がそう思えたことはとても素晴らしいと思います。

         

        ピアノ教室に払う月謝は、車で言うところのガソリン代。

         

        ピアノを続けることにかかる維持費です。

         

        そこに、先ほど説明したテキスト代や発表会に関わる費用が上乗せとなります。

         

        全部をひっくるめた上で、私は正直ピアノを習うのにかかる費用は、ちょっと高いと思いました。

         

        過去に習っていたのにそう思うのは矛盾しているかもしれませんが・・・。

         

        ただ、幼少期は姉がすでにピアノを習っていたり、学生の時はバンド活動で必要に迫られていたからっていう理由もあります。

        山あり谷あり?だけどやっぱりピアノが大好き!私の音楽人生

         

        あの頃は、インターネットもまだまだ充実していなかったので、自分で有益な情報を探すということはほとんどできませんでした。

         

        ピアノを習いたいと思ったら教室に通うことしか思いつかず、周りもそうだったので疑問に感じたこともなかったと思います。

         

        ですが今は、このブログのようにピアノ演奏に関する役に立つ情報がいろいろなところから入手できますし、たとえ一人でもいくらでも学ぶことができます。

         

        また、読者様は決して一人ではなく、自分の演奏動画を公開したり、同じ趣味の方とお互い励まし合いながらピアノの練習に取り組むこともできますよ♪

         

        自分の趣味を「100%楽しい!」とストレスなく自分のペースで取り組むことが可能な時代になったんです。

         

        私はこれまで、教室に通うこととピアノ教本で学ぶことの両方を経験してきました。

         

        それぞれ確かに良い点はあると思います。

         

        • ピアノ教室やミュージックスクールに通うことで、自分に合ったレッスンが受けられ上達に繋がった。
        • 初心者やブランクのある経験者が自宅でも楽しみながらピアノを習得できる教本に出会った。

         

        ここで、私から読者様に伝えたいことがあります。

         

        それは、

         

        ピアノ上達のための方法は1つだけではないです!

         

        自分の性格や生活タイプによってもピアノの効果的な習得法は変わってきます。

         

        難しく考えず、より楽しんで続けられそうと思う環境でチャレンジしてみてはどうでしょうか♪

         

        数ヶ月後、数年後、ピアノの音色と共にきっと今より活き活きとした毎日が送れているはずです!

         

        思い立った今こそ、 Let’s try!

         

        ちょっとご紹介

        当サイトでは、独学でピアノに取り組みたい方はこちらの教材をオススメしています。

        30日でピアノがマスターできるプログラムなので、もし良かったらどうぞ。