【試験合格者執筆】ピアノが苦手でも保育士になれる?就職は?

 

子供の笑顔に囲まれて、働く親を支える仕事、保育士

 

子どもが好きというだけではできない大変な仕事ですが、日々成長する子どもたちに関われる、やりがいのある仕事ですよね。

 

かくいう私も、子供の成長に携わりたい!と思って2020年の3月に独学で保育士資格を取ったばかりです。

 

保育士というと、弾き語りをしながら子どもたちと歌を歌うイメージがありますよね。

 

保育士になりたいけど、ピアノが苦手 or 弾けない・・・と悩んでいる人も多いことでしょう。

 

 

今回は、そんな読者様に向けて、ピアノができなくても保育士になれるのか?を解説します!

 

・ピアノができなくても保育士になれる?

・ピアノ以外にも?保育士試験で問われる音楽理論

・ピアノができない保育士でも就職はできるの?

 

大丈夫です、私もピアノは下手です!

 

就職先を探すときも、心配になりすぎて「ピアノはどれくらい弾けたらいいんですか?」と転職エージェントに聞いてしまったくらいです(笑)

 

私と同じように、独学で保育士を目指したいけれど、ピアノで悩んでいる人、必見です!

 

ピアノができなくても保育士になれる?

 

最初に結論を言ってしまうと・・・

 

ピアノができなくても、保育士にはなれます!

 

 

就職するときも、エージェントに最初に「ピアノが苦手です」と相談しておけば、それに応じた園を紹介してもらえます。

 

 

でも、最低限ある程度譜面が読めて、基本的な音楽理論を知っていないと保育士になるのは大変です

 

 

実際に保育士として働くならピアノが弾けるに越したことはありませんが、働く前から絶対に身につけておかないといけないというわけではないんですね。

 

保育士になる方法によって違う?ピアノスキル

保育士になる方法には2通りあります。

 

1つ目は、専門学校や大学、短大の保育科などを卒業すると同時に保育士資格を得る方法。

 

2つ目は、年に2回ある保育士試験に合格し、保育士として登録する方法。

 

 

専門学校や大学などで学ぶパターンの場合、ほとんどの学校でピアノの授業が必修となっています。

 

ですから、卒業する時には全員ある程度のピアノスキルを身に着けています。

 

 

ピアノスキルがなくても資格を得られるのは、2つ目の「保育士試験に合格する」パターンになります。

 

それはなぜか、というと、保育士試験で問われる実技は選択式だからです。

 

・音楽表現(弾き歌い)

・言語表現(素話)

・造形表現(絵画)

 

以上3つのうち2つを選択します。

 

 

弾き歌いに使える楽器も、ピアノ・ギター(アコースティックギター)・アコーディオンの中から選べます。

 

 

ですから、保育士試験を受けて保育士になる場合、以下のようにすればピアノに触れることなく資格が取得できるわけです。

 

・言語表現と造形表現を選択する

・音楽表現と言語表現(もしくは造形表現)を選択し、ギターかアコーディオンで弾き歌いをする

 

ギターはともかく、アコーディオンが弾ける人はピアノもできるのでは?という気もしますが・・・(笑)

 

しかし、試験会場ではマイアコーディオンを背負っている人も見かけたので、少なくともピアノよりアコーディオンが得意!という人はそれなりの割合でいるようです。

 

どんな課題が出るの?

ピアノができなくても保育士にはなれる、とお話しましたが、保育士試験の音楽表現はピアノの超絶技巧を要求したりするようなものではありません。

 

ですから、これから保育士として活躍することも視野に入れて、あえて音楽表現を選ぶという考え方もいいかもしれません

 

 

ちなみに、令和2年度の課題曲はこのレベルです。

 

(引用:YouTube

 

よく「保育士になるにはバイエル修了程度の能力が必要」と言われますが、それよりはだいぶ簡単ではないかな?と思います。

 

もう1つの課題曲は「ニャニュニョのてんきよほう」ですので、そのままだと「大きな栗の木の下で」よりも難しくなりますが、簡単アレンジなどにして弾くことも可能です。

 

(引用:YouTube

 

「あ、このレベルならできそう」と思う読者様も多いのではないでしょうか?

 

筆記試験と実技試験には1カ月半~2カ月程度の間があるので、筆記試験後からでも対策は可能です。

 

というか多分、ほとんどの人は筆記試験後か筆記試験合格通知後に実技の練習を始めるのではないかと思います・・・私もそうでしたから!

 

 

保育士試験では、「ピアノの上手さ」以外にも重要な点があります。

 

「大きな声で歌えているか」

「子どもたち(を想定した試験官)の方を見ているか」

「途中で演奏が止まらないか」

「楽しそうに歌えているか」

 

などです。

 

つまり、「実際に保育園や幼稚園で子どもたちが楽しく歌を歌えるか?」が最も重要視されているんです。

 

特に、途中で演奏が止まってしまうのは、子どもたちの歌を中断させてしまうことになるためNGと言われています。

 

 

「実際の試験では、失敗した!と思ったけど、意外に高得点だった」という体験談も多いので、今はまだピアノが弾けない保育士志望の人も、この機会にピアノに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

ピアノ以外にも?保育士試験で求められる音楽知識

 

さて、最初に「ピアノはできなくても保育士試験は大丈夫だけれど、譜面が読めて音楽理論が多少わからないと厳しい」ということをご説明しました。

 

弾かないのになぜ譜面?音楽理論?と不思議に思われる読者様もいらっしゃるかもしれません。

 

 

なぜそれらが必要なのかというと、筆記試験で「音楽理論」が課されているからなのです。

 

どういうこと?何が出るの?ということについてこの章ではご説明します。

 

保育士試験の音楽理論について

保育士試験は9科目の試験問題を受けなければいけませんが、そのうちの9科目目、「保育実習理論」の中で、音楽理論に関する問題が出題されます

 

全部で20問のうち、例年大体5問が音楽理論についての設問です。

 

たまに「ピアノは分からないし、譜面や音楽理論はもっと分からないし、音楽は捨て問!」と考える人がいますが、これはかなり危険な考え方です。

 

 

というのも、音楽理論をすべて捨ててしまうと、それだけでかなり試験の合格が難しくなってしまうからです。

 

 

保育士試験の筆記試験の合格点は6割となっています。

 

20問中、12問正解していればいいわけですね。

 

しかし、音楽の5問分を全部捨てしまったとしたら・・・あと間違えられるのは3問だけとなります。

 

 

結構ギリギリですよね。

 

音楽が苦手だからといって、わざわざ自分で合格へのハードルを高くしてしまうなんて、もったいないです!

 

頻出の問題だけでも押さえておくと、より余裕を持って試験に臨めるのではないでしょうか。

 

押さえておこう!保育士試験で頻出の音楽理論

では、保育士試験で出る音楽理論とはどのようなものでしょうか。

 

・伴奏選び

・移調

・コードネーム

・音楽記号・音楽用語

・音楽知識(歴史や有名な曲の作者など)

 

出題傾向は決まっていて、毎年これらが出題されています。

 

 

このうち、伴奏を選んだりコードを問う問題は譜面が出されるので、楽譜が読め、調号を覚えていないと解答が難しくなります。

 

 

正直なところ、私は最初問題を見た時に「これ解くほうが、ピアノ弾くより難しくない?」と思いました(笑)

 

クラシックを習っていたので、余計にそう思ったのかもしれませんが・・・移調もコードも、実際に使ったことがなかったんですよね。

 

保育士試験の勉強をしてはじめて「なるほど、そうやって使うものなのね!」と理解できました(笑)

 

 

ピアノ経験者ですらそう思ってしまうくらい、一見難しそうに見える問題なのですが、実際はコードと音楽記号、調号などを覚えてしまえば、後は知識に当てはめて答えるだけなのでさほど難しくありません。

 

何より毎年問題のパターンが似通っているので、解き方を一度マスターしてしまえば大丈夫です。

 

 

つまり、見た目で敬遠せず、音楽理論を勉強しておけば、むしろ得点源にすることも可能なんです!

 

 

ちなみに、私は保育士試験の音楽理論は『いちばんわかりやすい保育士合格テキスト』というテキストで勉強しました!

 

上下巻あるのですが、下巻の最後の方に音楽理論が掲載されています。

 

(写真は著者が撮影しました)

 

保育士試験を以前に受けていた友人が「ユーキャンのテキストを使った年に合格した」と言っていたので、その言葉に従って購入しました。

 

実際に試験を受けた感覚でも、このテキスト上下巻をしっかり覚えていれば合格点は間違いないでしょう。

 

試験会場でもかなりの人がこのテキストを持っていましたよ!


 

ピアノが苦手なまま保育士になったら?就職はできるの?

 

そうは言っても苦手なものは苦手、一生懸命練習したけれどもピアノにはあんまり自信がない・・・という読者様もいらっしゃるでしょう。

 

その場合、ピアノが苦手なまま保育士資格を取った場合、就職はできるのか?ということが気になるのではないでしょうか。

 

 

あるいは、保育士になったけれども毎日忙しくてピアノの練習まで手が回らない!という人もいらっしゃるかもしれません。

 

 

最後は、ピアノが苦手な保育士でも働けるのか?についてご説明しましょう。

 

ピアノが苦手でも大丈夫!

結論から言えば、ピアノが苦手でも「入ってから練習する」でOKとしてくれている園は多くありますし、あまりピアノやキーボード等を使わない園もあります。

 

また、数は少ないのですがそもそもピアノもキーボードも使っていない園もあります。

 

ですから、ピアノができなくても、就職先を選べば大丈夫です。

 

 

具体的には、以下のようなタイプの保育園や保育所では、あまりピアノを使わなかったり、置いていなかったりする場合が多くあります。

 

スペースの都合や騒音問題がその理由のようです。

 

・小規模保育園

・事業内保育所

・家庭的保育室

・院内保育所

 

実際に、私の次女が以前通っていた保育所もピアノやキーボードの類がなく、CDやアカペラで歌を歌っていました。

 

本人もノリノリで踊ったりしていたそうなので、あまりピアノにこだわらなくてもいいのかもしれませんね。

 

ピアノが苦手な場合の就職先の見つけ方

探し方ですが、保育士専門の転職サイトなどでは「園が求めているピアノレベル」を書いている場合が多くあります。

 

「ピアノレベル:ロー」「初心者可」などと書いている園であれば、少なくとも入ってから練習すればOKです。

 

0才児や1才児クラスではピアノを使わない場合もありますので、問い合わせたり見学したりしてみるといいでしょう。

 

 

もし分からなかったり、将来的にもピアノに悩まされたくない!という場合は、転職エージェントに「ピアノが苦手なんですが・・・」と正直に相談すれば、その希望に合った園を紹介してくれます。

 

また、正社員ではなくパートなどであれば、ピアノを弾くことを求めない園もあります。

 

ストレートに「ピアノのない保育園」「保育園 ピアノ なし」などで検索しても結構な数が出てくるので、皆同じ悩みを持っていることがうかがえますね。

 

 

ちなみに、「どれくらいから『ピアノが弾ける』と言ってもいいんですか?」と聞いてみたところ、エージェントさんいわく「園によって求めるレベルは違うけど、大体は練習して保育士試験の課題曲が弾ければ大丈夫。バイエル修了程度できればもう全然平気」だそうです。

 

初見でスラスラと弾けるようなレベルでなくとも十分なんだとか。

 

 

ただし、やはりピアノが苦手だと、ピアノができる場合に比べたら選べる園の数は少なくなってしまいます

 

自分の希望するような待遇、教育方針の園で働きたい!と思うならば、ピアノスキルも身に着けておいたほうがいいでしょう。

 

 

託児スペースや病児保育、放課後等デイサービスなどでも保育士の資格を活かして働く事ができるので、保育園にこだわらず勤務先を考えてみるのもいいかもしれませんね。

 

ピアノが苦手だけど、保育士になりたい読者様へ

 

今回は、ピアノができなくても保育士になれるのか、就職できるのかということについてご説明いたしました。

 

結論をまとめると、以下のようになります。

 

・ピアノができなくても、保育士試験経由で保育士になれる

・簡単な音楽理論は勉強したほうがいい

・就職も、園を選べば大丈夫

 

しかし、やはりピアノスキルが無いと、保育士としての活躍の場が狭まってしまうのは事実です。

 

それに何より、子どもたちと自分のピアノ伴奏で歌う・・・って、保育士になるなら一度は憧れるシチュエーションではないですか!?

 

 

ですから、もし自分の可能性を広げたい!と思われるなら、ピアノに挑戦してみてはいかがでしょうか

 

初心者だけど、保育士ならピアノが弾けるようになりたい!と思った方はこちらの記事をどうぞ!

>>ピアノ練習って何から始めたらいい?初心者向けのおすすめは?

 

初心者向け練習方法やコツをお伝えしています。

 

子どもたちと一緒に、楽しい音楽ライフを送っちゃいましょう!

 

 

保育園でも使えるような、簡単な童謡については、こちらでご紹介しています。

>>ピアノが超★初心者のための童謡を選ぶポイントやオススメの楽譜3選

 

初心者用オススメ楽譜もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 


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